インド製バイアグラジェネリックって安全?病院からの処方でも油断は禁物

バイアグラにはジェネリック版が存在していますが、国内で認可されたものと海外製のものでは安全性という点において違いがあります。それは成分の差ではなく、入手ルートという部分がポイントとなります。今回は、特にインド製バイアグラジェネリックに焦点をあててご紹介してきましょう。


世界的に広がるインド製バイアグラジェネリック

海外製のED治療薬として有名なのが、インドのバイアグラジェネリックです。インドではかなりのシェアを誇っており、国を支える産業のひとつにもなっているとのこと。その売上は、なんと本家であるファイザー社が同時期に世界で販売したバイアグラの20%にも及びます。

人気の秘密はなんといってもその"安さ"。なんとインド製バイアグラジェネリックは、本家バイアグラの40分の1程度の価格で取引がされています。ちなみに、非常に安価にもかかわらず、利益率は40%以上にもなるようです。

しかし、インド製バイアグラジェネリックにはいくかの問題も存在します。そのひとつが、世界的な違法取引です。いわゆる密輸入などが世界で行われており、一時はインターポールが摘発に乗り出す事態にも発展しました。しかし、現在でも法の目をかいくぐり、違法な取引は継続していると見られています。


日本における海外製医薬品の輸入について

一方、日本ではどうなのかというと、「個人使用目的」「1カ月分」「男性限定」といった条件がクリアされていれば、違法にはなりません。そのためネット上には、バイアグラの個人輸入代行を扱うサイトなども散見されます。

とは言え、合法であっても個人輸入は推奨できるものではありません。実際に、個人輸入サイトを利用して詐欺に遭ってしまった、という方が多いのも事実です。さらに言えば、送られてきたバイアグラジェネリックが偽物で、服用したところ健康被害に遭ってしまった、というケースもあるとのこと。安易に手を出すのは危険、と言わざるを得ません。

近頃、首都圏の男性専門クリニックにて海外製のED治療薬を処方しているところもありますが、この薬を仕入れるのも医師が患者への処方用に個人輸入しているだけなのです。医師であれば薬監証明を発給してもらうためのしかるべき手続きをするだけでたとえ偽物の可能性のある海外製医薬品でも国内に持ち込むことが可能なのです。この落とし穴にはまると取り返しのつかないことになりますので注意して下さい。


医療機関からの処方でも安心できない理由

では、病院なら絶対に大丈夫かというと、実はこれも怪しいというのが現実です。と言うのも、ED治療を手がけるクリニックの中には、インド製バイアグラジェネリックを処方するところも存在しているのです。

前述した通り、ED治療薬の輸入自体は違法ではありません。医療機関で処方する場合は、薬監証明を取得しておけば、処方事態は可能です。しかし注意しなくてはいけないのが、副作用被害救済制度の適用外になる、ということ。

これは、非正規品の服用によって重篤な副作用が引き起こされたとしても、公的機関による保障が受けられないといった主旨のものです。つまり、どんなことが起こっても患者さんの自己責任。そのリスクを承知したうえで、服用しなくてはならないのです。

参考⇒病院からジェネリック薬を処方されれば安全か?|バイアグラ個人輸入に潜む罠


医薬品における安全性は大きなメリット

個人輸入であっても、医療機関からの処方であっても、海外製バイアグラジェネリックの服用にはリスクが伴います。もしもあなたが安さに釣られて海外製品を使用したいと思っているのであれば、それは決して勧められたものではありません。健康は一生の宝物。それを少しの費用の違いで失ってしまうのは非常に残念なことです。ED 治療がしたいとお考えの方は、確実な効果と安全性の重視をオススメします。