低用量ピルも、ジェネリックで節約

女性が使う低用量ピルにも、ジェネリック品が続々と登場しています。低用量ピルは毎日継続的に使う薬ですから、ジェネリックで少しでも節約することは、積もりつもって大きな金額の差になるでしょう。


低用量ピルのジェネリックとは?

ピルといえば避妊防止というイメージがありますが、実際は月経困難症の治療や、卵巣がんの予防など幅広い目的で使用されています。毎月の排卵や月経は、意外に女性の体に大きな負担をかけることから、最近では「妊娠の予定がない時はピルを使ったほうがいい」という見解も広まっているほどです。 低用量ピルにはいくつかの種類があります。日本でもっとも使われているのは、「第2世代・3相性」というタイプに属する「アンジュ」や「トリキュラー」などです。LNG(レボノルゲストレル)という黄体ホルモンが含まれており、不正出血が少なく、安定した周期を保ちやすいという特徴があります。 また2012年7月、「ラベルフィーユ」というトリキュラーのジェネリック品が発売になりました。アンジュやトリキュラーが、1シートおよそ2,500円であるのに対し、ラベルフィーユは2,000円に設定されている医療機関が多いようです。 他には「第3世代・1相性」タイプの「マーベロン」というピルもよく処方されています。こちらはDSG(デソゲストレル)という黄体ホルモンが使われており、またその含有量が少ないため、副作用が起こりにくい点が特徴となっています。 2011年には、マーベロンのジェネリック品「ファボワール」が発売されました。こちらも1シート約2,000円で、マーベロンより500円ほど低く設定されていますので、長期的には節約につながります。


ピルは必ず医療機関で処方を受けよう

低用量ピルは、その名の通りホルモンの含有量が少な目ですので、基本的には安全な薬ですが、人によっては使用できない場合もあるため必ず医療機関で診察を受けることが大切です。 たとえば乳がんや子宮がん、サイズの大きな子宮筋腫のある人は使用できませんし、35歳以上で1日15本以上のタバコを吸う人も、血栓リスクを高めるため使用不可とされています。 ピルの使用を考えている女性は、ぜひその前に、乳がんや子宮がんの検診を受けておくようにしましょう。 また初めてピルを使用する女性に対しては、尿検査や血液検査などを実施する医療機関がほとんどです。そして服用開始後も、半年~1年に1度の割合で定期検査を受けることが推奨されています。 低用量ピルも、現在はインターネット上で安く個人輸入できるようになっていますが、安全のためにも必ず医療機関で処方を受けるようにしましょう。もしも偽造品だった場合、避妊に失敗してしまう可能性があることはもちろん、思わぬ重篤な副作用が起こるリスクもあります。