服用中の薬に、ジェネリックがあるかどうかを調べてみる

ジェネリック医薬品は、先発薬の特許が切れなければ作ることができませんので、当然ながらすべての薬に存在するわけではありません。自分の服用している薬にジェネリックが出ているかどうかは、さまざまなサイトやアプリなどで調べることができます。


ジェネリック検索ができるサイトやアプリ

ジェネリック医薬品の有無を調べるサイトは、ネット上に複数あります。たとえば「日本ジェネリック医薬品学会」が運営する「かんじゃさんの薬箱」というサイト内には、「ジェネリック医薬品検索」というコンテンツがあり、薬の名前を入れるとジェネリックの一覧が表示されるようになっています。

また「日本ジェネリック製薬協会」のサイトや、各自治体の薬剤師会のサイトなどにも同じような機能がついていますので、自分の使っている薬にジェネリックが出ているかどうかを調べたい人は、ぜひ活用してみましょう。

ジェネリック医薬品が出ている場合は、商品名とメーカーはもちろん、薬価も表示されますので、先発薬と比べてどれくらい安いかもひと目で知ることができます。

さらに最近では、ジェネリック検索ができるスマホ用のアプリも登場しています。たとえば「総合お薬検索」や「ジェネリックいくら?-カンタン医療費節約-」などのアプリです。 「総合お薬検索」では、商品の写真つきで薬を紹介しているほか、薬の飲み忘れを防ぐアラーム機能なども搭載しており、薬をよく使う人にとっては非常に便利なアプリになっています。


ジェネリックが出ていても、使えない場合もある!?

ただしジェネリック医薬品が出ている薬であっても、必ずしもジェネリックに切り替えられるというわけではありません。

ジェネリックを使うためには、まず薬を処方する医師がOKを出す必要があります。最近は処方箋の様式が変わり、ジェネリックを処方しやすい形になっていますが、薬の内容によってはあえて医師がジェネリックを不可にすることもあるのです。

たとえば抗うつ薬や向精神薬などのメンタル系の薬は、ジェネリックへの切り替えが進みにくいといわれています。これらの薬は実際の効き目はもちろん、患者さんの精神的な「信頼感」も非常に大きいため、薬が変わることによって不安感が出てしまうことがあるからです。

また医師によっても、「この薬はジェネリックでもOKだけれど、これは先発薬にしよう」というふうに、考え方はそれぞれ異なります。ジェネリックをNGとする場合は、処方箋の「後発品への変更不可」という欄にチェックが入っているはずですので、受け取ったら一度見てみてください。

その他、調剤薬局の在庫の問題もあります。たとえ医師がジェネリックをOKにしていても、その薬が薬局に置いていなければ、先発薬の処方になってしまうということです。 店舗面積の比較的広い薬局や、ジェネリックを推進している薬局では取り扱いがあるかもしれませんので、事前に調べて行くのも1つの方法です(処方箋は、全国どこの調剤薬局に持って行ってもいいことになっています)。