頭痛とジェネリック医薬品

ストレスで起こる片頭痛や、生理前の女性に現れる痛みなど、頭痛は普段から私たちの身近にある症状です。鈍い頭の痛みは学業や仕事に支障をきたします。あなたも頭痛や歯科での抜歯の痛みなどが気になる時に、頭痛薬を服用したことがありますよね。

誰にでも起こりうる痛みのために、常備薬として用意しておきたい頭痛薬。ドラッグストアで購入できる市販の薬では金額がかさみますから、医療保険を使って医師に処方してもらいましょう。このとき、ジェネリック医薬品を利用すればさらにコストを抑えることができます。


ロキソニン錠のジェネリック医薬品

医療機関で処方される頭痛薬として代表的なものに、第一三共の「ロキソニン錠60mg」があります。頭痛だけでなく、歯科での抜糸後の痛み止めなどにも用いられ、私たちがもっともよく見かける鎮痛剤といっても過言ではないでしょう。ロキソニン錠の主成分は、ロキソプロフェン水和物で、薬価は15.9円です。

ロキソニン錠のジェネリック医薬品としては、「ロキソプロフェンNa錠60mg」があります。薬価は5.6円で、先発品との差額は10.3円です。先発品のおよそ1/3ほどの金額となりますから、ジェネリック医薬品を利用すればかなりコストを抑えられます。

「ロキソニンのジェネリック医薬品は効きにくい」という声もあるようですが、自分自身に効き目があるかどうかについては、こういった他の人の意見を鵜呑みにしない方がいいかもしれません。薬の効果には、実際の効果の他に、「プラセボ」といって心的なプラスの印象による効果があります。本来ならば効くはずの薬も、「効きにくい」と考えて服用すると、本当に効きにくくなってしまうかもしれません。


先発品のないジェネリック医薬品?!

先発品と同じくらいに有名な頭痛薬のジェネリック医薬品として、「カロナール錠」があります。カロナール錠の主成分はアセトアミノフェンです。

医療機関でも先発品と変わらずよく処方されるカロナール錠は、先発品のない後発品です。どうして先発品が存在しないのかといえば、「先発」「後発」といったルールが出来る前からある古い薬だからです。他にも、製薬会社が先発品の販売を中止したために、後発品だけが市場に残るというケースもあります。少しややこしい話ですが、すべての薬が先発か後発に分類されるわけではありません。医薬品の中にはカロナール錠のように、先発品のないジェネリック医薬品も存在するのです。


こんな頭痛には注意を

たまに頭痛がある程度であれば、頭痛薬を用いて症状を緩和することができます。しかし、いつもと違う頭痛の症状がみられる場合は、注意が必要です。大きな病気に繋がることもありますから、気になる症状があれば医師に伝えておきましょう。

特に、今までにない大きな痛み・徐々に強くなる痛み・発熱やけいれんを伴う痛み・意識が朦朧とする、などの特徴がみられる頭痛の場合は、必ず医療機関で診察を受けてください。くも膜下出血・脳出血・脳腫瘍などを発症しているかもしれません。

頭痛薬として代表的なロキソニン錠も、ジェネリック医薬品に変更することでかなりのコスト削減ができます。普段から頭痛薬を利用している方は、ロキソプロフェンNa錠を上手に利用して医療費を抑えてみてはいかがでしょうか。