内科のジェネリック医薬品

風邪、花粉症、生活習慣病といった身近な症状で受診する機会の多い内科。また、バイアグラなどのED治療薬の処方や、社会人の健康診断に利用されることもありますから、普段から健康でめったに病気にかからないという方でも、年に何度かは内科を受診しているのではないでしょうか。

内科で処方されるジェネリック医薬品にはどんなものがあるのでしょうか。もしかしたら、あなたがいつも使っている薬も後発品に変更できるかもしれません。


風邪薬のジェネリック医薬品

風邪を引いてしまったとき、自分で市販の薬を選んで買うよりも、クリニックで医師の診察を受けた方が安心できますよね。専門家である医師に相談すれば、あなたの症状に合わせた風邪薬を処方してもらえます。

種類の多い風邪薬ですが、今回は一般的な総合風邪薬である塩野義製薬の「PL配合顆粒」についてご紹介します。PL配合顆粒の主成分はサリチルアミド・アセトアミノフェン・無水カフェイン・プロメタジンメチレンジサリチル酸塩で、薬価は6.4円です。

PL配合顆粒のジェネリック医薬品としては、テバ製薬の「サラザック配合顆粒」などがあります。薬価は6.2円で、先発品との差額は0.2円と、ほとんど変わりません。どちらも同じ顆粒の薬ですが、PL配合顆粒の方が、若干苦みが少ないと感じる方もいるようです。


2型糖尿病治療薬のジェネリック医薬品

食べ過ぎや運動不足といった生活習慣が原因となって引き起こされる2型糖尿病は、他人事ではありません。医療機関の中には、メタボリックシンドロームを探るためのメタボ検診を行うなど、生活習慣病を予防したい方にぴったりの検診コースを用意しているところもあります。興味のある方はお近くのクリニックを利用してみましょう。2型糖尿病の治療薬としては大日本住友製薬の「メトグルコ錠250mg/500mg」があります。主成分はメトホルミン塩酸塩で、薬価は10.2円です。

メトグルコ錠のジェネリック医薬品としては、東和薬品やテバ製薬などから発売されている「メトホルミン塩酸塩錠250mg」があります。薬価は9.6円で、先発品との差額は0.6円です。治療が長期にわたることや、他にも何種類かの薬を服用することから、ちょっとした差額でも後に大きくなるかもしれません。かかりつけの医師に相談してみてください。


いつもの先生に言い出しにくい時は

あなたはいつもの先生に、「ジェネリック医薬品を希望します」と言えますか。診察の最中にかかりつけの医師へ希望を伝えるのは、思った以上に緊張するものです。直接言いづらいと感じるなら、各種団体のホームページからダウンロードできる「ジェネリックお願いカード」を印刷して、窓口で提出しましょう。黒柳徹子さんのテレビCMでお馴染の東和薬品のホームページでは、保険証に貼って意思表示ができるシールも配布されています。興味のある方は請求してみてはいかがでしょうか。

内科で処方される先発品のうち、いくつかをピックアップしてジェネリック医薬品と比較してみました。風邪などの急性の病気ではそれほど差が出ないかもしれませんが、治療が長期間にわたるのであれば、ジェネリック医薬品を利用するとコストを抑えられるかもしれません。あなたもいつも使っている薬をジェネリック医薬品に変更したいならば、医療機関で処方を受ける際に、医師と相談してみてください。