心療内科のジェネリック医薬品

仕事のストレスや人間関係によって、誰もが精神的な疾患にかかるおそれのある現代。心療内科の受診は、若い世代においても決して珍しいことではありません。精神的な症状の治療は時間がかかる上、症状を抑えるためにいくつもの薬を服用することもあります。ジェネリック医薬品を利用して、コストはなるべく抑えておきたいですね。

心療内科で処方されるジェネリック医薬品にはどんなものがあるのでしょうか。もしかしたら、あなたがいつも使っている薬も後発品に変更できるかもしれません。


抗不安薬のジェネリック医薬品

不安や緊張がある、夜に眠れない――このような心的な症状に処方されるのが、田辺三菱製薬の抗不安薬「デパス錠0.25mg /0.5mg/1mg」です。依存になりやすいといわれるデパスは、ついつい薬に頼りがちになってしまわないように注意が必要。医師の指示通りに服用してください。主成分はエチゾラムで、薬価は0.25mgで9円、0.5mgで9円、1mgで13円、です。

デパス錠のジェネリック医薬品としては、「エチゾラム錠0.25mg /0.5mg/1mg」があります。エチゾラム錠の薬価は0.25mgで5.8円、0.5mgで6.3円、1mgで6.4円です。先発品との差額は1mgで6.6円と、ほぼ半額になります。治療が長期にわたるのであれば、ジェネリック医薬品を希望してみてはいかがでしょうか。


睡眠薬のジェネリック医薬品

睡眠薬として広く利用されるファイザーの「ハルシオン0.125mg/0.25mg錠」は、自然に近い眠りに入れるようサポートしてくれる薬です。翌朝の不快感が少なく、比較的安全性も高いため、睡眠剤の中では処方されることが多いようです。主成分はトリアゾラムで、薬価は0.125mgで10.2円、0.25mgで14.7円です。

ハルシオン錠のジェネリック医薬品としては、「トリアゾラム錠0.125mg/0.25mg」があります。薬価は0.125mgで5.6円、0.25mgで5.8円です。先発品との差額は0.125mgで4.6円、0.25mgで8.9円となります。どちらの企画もジェネリック医薬品にするとほぼ半額になります。かさんでしまう治療費を抑えるため、後発品を選ぶという手があるのを頭に入れておきたいですね。


セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)のジェネリック医薬品

ストレスなどの原因によって、思考面や感情面のバランスを保つセロトニンが低下すると、うつ病・パニック障害・強迫性障害などさまざまな症状が引き起こります。GSKの「パキシル錠5mg/10mg/20mg」は、セロトニンの減少を抑える薬です。主成分はパロキセチン塩酸塩で、薬価は5mgで57.5円、10mgで100.5円、20mgで175.3円です。パキシルはいきなり飲むのを止めると離脱症状が起こりますから、注意しましょう。服用に関しては必ず医師の指示に従うようにしてください。

パキシルのジェネリック医薬品としては、「パロキセチン錠5mg/10mg/20mg」があります。薬価は5mgで25円、10mgで42.9円、20mgで74.3円です。先発品との差額は、5mgで32.5円、10mgで57.6円、20mgで101円となります。かなりの差が出てきますから、治療のコストを抑えたい方はぜひ医師に相談してみてはいかがでしょうか。

心療内科で処方される先発品のうち、いくつかをピックアップしてジェネリック医薬品と比較してみました。取り上げた薬に関しては、先発品との価格にかなりの差が出る結果となりました。あなたもいつも使っている薬をジェネリック医薬品に変更したいならば、医療機関で処方を受ける際に、医師と相談してみてください。