泌尿器科のジェネリック医薬品

泌尿器科といえば男性が受診するイメージがありますが、排尿障害は女性にも関係のある病気です。膀胱に関係する症状で、思わぬ大きな病気が見つかる可能性のある泌尿器科。治療が長期にわたるのであれば、コストはなるべく抑えておきたいですよね。誰もが受診する泌尿器科の薬について、ジェネリック医薬品の知識をつけておきましょう。

泌尿器科で処方されるジェネリック医薬品にはどんなものがあるのでしょうか。もしかしたら、あなたがいつも使っている薬も後発品に変更できるかもしれません。


前立腺肥大症治療薬のジェネリック医薬品

前立腺肥大症は、前立腺が大きくなることにより尿道が圧迫され排尿に問題が起こる病気です。残尿感など排尿に不快感をともない、日常生活に支障をきたします。年齢とともに症状が出やすくなりますから、気をつけておきたいですね。前立腺肥大症の治療薬としては「ハルナールD錠0.1mg/0.2mg」があります。ハルナールD錠の主成分はタムスロシン塩酸塩で、薬価は0.1mgで68.5円、0.2mgで134.1円です。

ハルナールD錠のジェネリック医薬品としては、「タムスロシン塩酸塩0.1mg/0.2mg錠」があります。薬価は0.1mgで19.9円、0.2mgで36円です。タムスロシン塩酸塩錠には、水なしで服用できるタイプのOD錠もありますから、自分にとって服用しやすい方を選んでみてください。先発品との差額は0.1mgで48.6円、0.2mgで98.1円と、金額にかなりの差が開きます。治療のコストを少しでも抑えたい方は、かかりつけの医師に相談してジェネリック医薬品に変更してみてはいかがでしょうか。


過活動膀胱治療薬のジェネリック医薬品

膀胱が自分の意志に反して活動してしまい、失禁や頻尿といったさまざまな症状を引き起こす病気である、過活動膀胱。人に言いにくい病気ですが、医師に相談して早めに対処しておきたいですね。過活動膀胱の治療薬としては旭化成の「フリバス錠25mg/50mg/70mg」があります。フリバス上の主成分はナフトピジルで、薬価は25mgで49.1円、50mgで99.2円、75mgで146.7円です。

フリバス錠のジェネリック医薬品としては、「ナフトピジル錠25mg」があります。薬価は25mgで25.4円、50mgで49.6円、75mgで73.4円です。先発品との差額は25mgで23.7円、50mgで49.6円、75mgで77.3円です。こちらも金額にかなりの差が開きます。長期的に飲み続けるのであれば、ジェネリック医薬品に変更するメリットがあるといえるでしょう。

また、同じく、過活動膀胱の薬である「バップフォー錠10」も見ていきましょう。バップフォー錠10のジェネリック医薬品は、「塩酸プロピベリン錠10」です。バップフォー錠10の薬価が71.5円、塩酸プロピベリン錠10の薬価が28.2円ですから、差額は43.3円となります。このように、過活動膀胱の治療薬は先発品とジェネリック医薬品の金額に差が出ることが多いようです。医療機関を受診する際は、医師に後発品を希望する旨を伝えてみてもいいかもしれません。

泌尿器科で処方される先発品のうち、いくつかをピックアップしてジェネリック医薬品と比較してみました。先発品との差額がかなり開く薬は、長期の治療に利用すればコストを抑えられそうです。あなたもいつも使っている薬をジェネリック医薬品に変更したいならば、医療機関で処方を受ける際に、医師と相談してみてください。